呼 称 | 命名を想像 |
アルカリイオン水 | 水中に含有される成分の内アルカリ成分である、カルシウムやマグネシウムがイオン化され、含有比率が増大するから |
陰極水 | 電気分解時、陰極(マイナス極)側に集まるから |
電解カルシウムイオン水 | 電解促進剤として(乳酸・グリセロリン酸)カルシウムを利用するため、カルシウムがイオン化され増大するから |
電気分解水 | 電気分解方式にて生成されるから |
電解水 | 電気分解を略して「電解」 |
小さな水 | 水をNMR(核磁気共鳴測定装置)で計測すると水道水に比べると水分子の大きさが著しく小さいと発表されたから *2002年現在、NMR方式で水の大きさを測ることはできないとも言われている。 |
還元水 | 昭和50年代より還元力を有するのは確認されていたが、平成に入り、特にマイナスの還元力の大きい(-200mv程度)生成水を生成できる機種を製造するメーカー等が他社との差別化のために命名した.参照;酸化還元電位計(ORP計) |
アルカリ還元水 | 電気分解しない中性の還元水(ミネラル還元水と呼称)が生成されるようになり、差別化を図るための呼称 |
電解還元水 | 上記と同じ理由 |
活性水素水 | 九州大学の白幡教授が「還元水」の中には「活性水素」が存在することを実証したと学会で発表したため、万病の元である活性酸素との比較より付けられた呼称 *還元水の中には水素ガスは超高圧(30気圧以上)で混入した以上存在するが、「活性水素」は存在しない。存在してもすぐに消滅すると主張するグループもある。 |
電解還元水素水 | この呼称も上記から連想していただけるだろう。 |
消費者は戸惑うばかりだろう。
それでは具体的にどのような違いがあるのだろうか?
電気分解方式で生成された水の内、陰極側で生成された水を総じてアルカリイオン水(電解水)と呼び、この『アルカリイオン水』の内、マイナスの還元電位を-200mv程度以上有する水を『(アルカリ・電解)還元水』と一般に呼称している。又、還元水の内、活性水素もしくは水素イオンを多く有すると言われている生成水を『活性水素水』と呼称している。よって、『(アルカリ・電解)還元水』、『活性水素水』はアルカリイオン水でもあるがアルカリイオン水の全てが『(アルカリ・電解)還元水』、『活性水素水』と呼ばれる水ではないということになります。
事実、電解水の中には生成能力が低い(低下した場合もある)ために、生成直後の電解水でありながらほとんどマイナスの電位を有しない水しか生成できない機器があるのを確認しています。
水にクラスターがあるのなら、電解水の全てが『小さい水』と呼ばれても問題はないでしょう。
クラスター理論はさて置き、電気分解されて生成された電解水は全て一般の浄水器で生成された水に比較すると、溶解力が増大し、表面張力は低下する傾向にあります。もちろん、電解度が高いほどこの傾向は顕著になります。このことを一般の消費者に簡単に説明するのに『水が小さい』からという表現をとっているところもあるようです。
電気分解方式の生成器のほとんどが厚生労働省の医療認可を受けて、製造販売されています。
ところが『ミネラル還元水』だけは医療認可がありません。電気分解方式ではありませんので『マイナスの還元電位を有する中性の還元水を生成する浄水器』と言えるでしょう。
今回ここで取り上げるのは厚生労働省の医療認可を受け製造販売されている電気分解方式による医療物質製造機、『生水器』『整水器』に限らせていただきます。
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