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Akiyoshi's Diary

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2000年3月の日記・読後感想

読書感と日々の想いを綴っています。

12.1999
01.2000
02.2000
03.2000
04.2000
05.2000
06.2000



MARCH.2000   先月まで56冊読了

「0時間の男」島田一男著、読了。ICPO国際刑事警察機構の刈谷三郎を主人公とする事件もの。軽く読める。

現実の警察組織(キャリア)よシッカリせよ。現場の警察官は頑張ってくれてると信じています。

北海道出張から帰宅。写真を数枚撮ってきた。背中の痛みが少し楽になってきた。今回の出張はそこそこの成果か?
来週又北海道への出張、今度は苫小牧だ。

これから依頼されている書類の作成をしよう。
03.03.2000

「ニュートン からだのサイエンス」、「NHK 遺伝子・DNA 5」、「NHK 遺伝子・DNA 6」読了。身体がまだ目覚めていない。ネムイ。

現在遺伝子の新しい情報を探している。「病気が特定された遺伝子」を知ってる人は教えてほしい。今からサーフィンしてみよう。囲碁0勝3敗。
03.04.2000

「体にいい寄生虫」藤田紘一郎著、読了。「寄生虫が体内にいるとTh2に、結核に罹るとTh1になることで、花粉症にはならない」とのこと。
イギリスのライフ・ワトソン博士はいつもワフリカへ行くときにはサナダ虫の幼虫を飲み込むとのこと。

バナー依頼を受けていくつかのバナーを張りつけた。トップページがちょっとゴチャゴチャしている感が拭えない。

明日は久しぶりの出勤、人生の転機の日になるか?
03.05.2000

「がんは一日にしてならず」児玉昌彦著、読了。ガンについての基本的な事柄を素人に分かりやすく教えてくれる書。「がんは遺伝しない」「脂肪食で増加するがん」「がんの名の由来」「昔からあったがん」など気楽に読めるサブタイトルがある。

世界で始めて発ガンの証明(1915年)をした山極勝三郎博士はドイツのウィルヒョウ博士の影響で研究を始めた。がしかし、ことごとく失敗し続けていたとき東大の博士の研究室に新人として入ってきた『市川厚一』氏だけが半年もの間飽きることなく、諦めることなく、繰り返し、繰り返し実験を重ねたお陰で「細胞に加えられる慢性的な刺激がガンを作る」ことを証明し、世界に認められるに至った。
故人は言った「継続こそが成功の秘訣である」と。
03.06.2000

「健康を計る」久保田博南著、読了。血圧計からパルスオキシメーターまでさまざまな健康関連機器を紹介してくれる書。

「こころ・と・からだ」五木寛之著、読了。五木氏の書を30年ぶりくらいで読ませてもらった。高校時代に「青春の門」で感動し、その後数冊の著書を読んだのだが、ハッキリ言って面白くなかった。「ゴキブリの歌」が出た前後かと思うが同じような内容のツマラナイ書に出会ったお陰で今まで手に取ることがなかった。(今思うと乱作を強いられていた時代か?)
氏も今では60歳を超えられ、久しぶりに読ませていただいた、健康に関するこの書はとても面白く読ませていただいた。
一般的に言えば、現代において氏ほど時代遅れの人はいないかもしれない。ほとんど医者にかからないのだから。しかし、反面誰よりも自分の体とウマク付き合って過ごされているようだ。書の中に下血を描いたシーンがある。「便が水にポッカリ浮いている。その便に赤いものがみえる・・・・」この一文で氏が著書で書かれているほど不摂生な生活を送ってはいないことが分かる。慢性疾患の大きな原因である「胃腸内異状発酵」をしていない便がでているのだから。想像するに氏の生活は活性酸素をうまく消去する健康的な生活を実践されているのだろう。その秘訣は著書の中では一切触れられてはいないが。

我が長男の最後の受験の発表があった。「合格」。4校受験して4校とも合格。我が息子ながらスバラシイ!!
ただ親の都合で希望の私立へ遣れないのが申し訳ない。僕にもっと収入があれば・・・・・。

明日から又3泊の出張、佐倉市から苫小牧へ、土曜日の夜に帰宅予定、早くノートがほしいものだ。
03.07.2000

3泊の出張からやっと帰宅。今回は大網から佐倉、札幌、苫小牧。

「不夜城」馳星周著、読了。台湾と日本の混血児を主人公が新宿歌舞伎町で行きぬいていく。最後の最後まで行きぬくために他を騙し続ける。意外な爽快感を与えてくれた。
「危険な隣人」笹沢左保著、読了。主人を医療ミスで亡くした主人公が加害者の長男を誘拐し、旅に出る。子供は誘拐されたとは思わず主人公との心の距離を少しずつ縮めていく。最後には・・・・・。


「痛みとのたたかい」尾山力著、読了。
我が国のペイン・クリニックの推進者で権威者である著者が「疼痛学(algology)」についての歴史、さまざまな治療法を紹介してくれている。
偽薬(プラシーボ)を日本で始めて紹介したのが著者だという。
「慢性の痛みは痛みの原因がなくなっても消失しない痛み」
「偽薬には副作用も生じる」
「脳内ホルモンには、エンドルフィン、エンケファリン、ダイノルフィン、ソマトスタチン、プロスタグランジン(D2)、ノルアドレナリン、セロトニン、ギャバ、アドレナリンなど」
「上下に走る“経脈”、左右に走る“絡脈”」
「SSP(silver spike point)治療法(ポイント療法)」
「1962年東京大学付属病院で麻酔科外来として始めてペイン・クリニックがスタート」
「ガン末期には十分な麻薬を使い疼痛を抑えるべきだ」
03.11.2000

現在、ココ10年に販売された水関係の図書一覧表を作成中。100冊以上あるので大変だ。(水関係の書籍を探している人には喜んでもらえると思う)
今日は子供の合格祝いにステレオ、MDなどを家族で買い物、その後久しぶりの外食(中華)。
左手の小指が痛い、右手の親指をカッターで切ってしまった。肩の痛みはなくなった。
03.12.2000

笹沢氏の危険な隣人を読んでから笹沢氏の著書をしばらく読んでみようと思った。その第1段が「野望将軍 上」、「野望将軍 下」。現代小説から歴史小説へ、しかも松永久秀(弾正)を主人公とする小説だった。「天下の極悪人」と信長に呼ばれた弾正は信長に似た部分が多分にある武士であったようだ。商人から武士へ、そして天下を狙うまでになった松永弾正久秀。合理主義に徹した男であったようだ。
03.13.2000

「快便バイブル 便秘・下痢の治し方」小橋恵津著、読了。氏の言う“快便”とは?
1.太さも長さもバナナのような形
2.水の中でも形を保っている
3.卵3個分くらい(150g程度)
4.色は黄土色。
快便が続いている人には病人が非常に少ない。

「世界漂流」五木寛之著、読了。氏はここ30年の間に私には想像もできない人生の日々を過ごされてきたようだ。氏の世界中を廻った経験の中でも特に、心の琴線に触れたことがらがの一部が記されている。感性の豊かさをしらしめられた。氏の芸術に対する、美に対する感受性の一部でもわが身にあれば・・・。
これからもしばらく氏の著書に目を通させていただこう。
03.14.2000

今日で今月前半の出張講師の業務がほぼ終了した。明日は久しぶりの出社、業務の整理が大変だろう。

急にアウトルック・エキスプレスが使えなくなってしまった。メールが10通程度来ているようだが、パスワードが違うとなってしまう。昨日まで使えていたのにどうして今日は使えないのか?
先日はメール・アドレスが急に変えられてしまっていたし・・・・・。
@ニフティも問題山積みか?

やっと今、水関連出版物一覧表が完成した。疲れてしまった、お風呂に入って早く休もう。
03.15.2000



「多重人格」笹川左保著、読了。犯罪者心理をいくつかの事件を対象に小説化。

「メラトニンの『超』驚異」レイ・ヒサリアン著、読了。恥ずかしながら「メラトニン」をこの書で始めて知った。今後少しメラトニンを調べてみたい。冬虫夏草に含まれているとか?

「嘉永五年の人工呼吸」笹川左保著、読了。江戸時代を背景に有名な医者を父に持つ主人公「姫四郎」が各地を旅しながら出会いの中で人を救って行く。その最後に当時の医学事情を描写いている。国内初の人工呼吸、国内初の虫垂炎手術など。

今日長男の中学卒業式。明日は進学校の入学説明会、代休で僕も出席の予定。家内は卒業謝恩会で先ほどお帰り。

今日のアン・ビリーバブルでVTTと類似する治療法・検査法を放映していた。これは患者のお腹の上にさまざまなクスリの乗せ、痛みがよく消えるクスリが患者に一番合ったものだという。
オーリングに共通する手法だ。VTTとはオーリングを進化させた手法で写真でも薬効その他を検査できる方法だ。その内に紹介させてもらおう。
03.16.2000

「有機農業の力」星寛治著、読了。過去30年近く東北で有機農業の普及に努める著者の真摯な姿勢、食にかける情熱がすばらしい。
21世紀に向けてまだまだ人口が増加し、食料不足が懸念される中、我が国の食を支える農業・畜産が衰退の方向に向っている。国民の一人一人が真剣に将来の日本を考える時期に来ているようだ。
自然食・健康食思考の方だけでなく20歳台の人たちに読んでもらいたい書。

今話題の
「海洋深層水」の成分比較表が完成した。確かに各種ミネラルに富んでいるはいるが、2リットルで600〜1000円では僕には高すぎて飲み続けることはできない。
03.17.2000

昨今「官」の不祥事が続発している。悲しい思いをしている。末端で働くほとんどの方たちは懸命の努力の中で精励しているにもかかわらず、同様にみられてしまう。
そろそろ「純粋培養」から「多様性培養」の時代に移行しなければならないようだ。
医学においてもしかりで、専門化しすぎたために「全体」を診れる医者が少なくなってきている。すべては「個の中の全、全の中の個」であることの認識の元での判断・姿勢を持った人たちが次代を担ってくれなければならない。

今日は土曜日、4連休の2日目。昨日長男の学校説明会が無事に終了、早速宿題を渡されたにもかかわらず我が息子はテレビばかりを見ている。しかも昨夜は髪を赤く染めていたし、高校生活は一体どうなるのやら。
外からは絶えず金槌の音が響いています。このマンションは現在10年目の大規模修繕が行われているのであります。こんな中で我が妻は何もないかのごとくお昼寝中。女性の動じなさにはただ驚くばかり。現在16時。
03.18.2000

現在20:05。弟家族と半日を過ごす。水族館が超混んでいたためブラブラ過ごす。夢ちゃん、南ちゃんは楽しんでくれたでしょうか?

弟のホームページを修正するための準備を開始。

「ご近所さんをさがせ」に初登録。何人かにメールでご挨拶をしたところさっそく「のんたっく」さんからご返事をいただくことができました。何となくウキウキした気分になるものです。こうして少しずつメル友が増えていくと楽しいことでしょう。またページ作りに力も入ります。

今日はどんなページを作りましょうか・・・・。
03.19.2000

「姫四郎医術道中3 嘉永四年の予防接種」笹沢左保著、読了。姫四郎シリーズ第3弾、右手で人を救い、左手で人を殺める主人公。章末に当時の医学情報が記されているが、全て事実であるかどうか、まだ確かめていない。
休日は書が読めないのが辛い。その分新しいページを作成できた。
「各種の水の酸化還元電位の図表」をイメージで作成することで、今まで相違点が理解できなかった方に喜んでもらえるはず。今日はこれをUPして終わり。
03.20.2000

20世紀がまもなく終わりを遂げようとするこの百年間に絶滅宣言が出された疾病は唯一「天然痘」(1979年10月26日)だ。種痘を発明(1798年)したのはご存知エドワード・ジェンナー(英)とされている(始めに自身の子供を実験台にしたのは誤り)が、何と我が国においてこれより3年早く1795年に、筑前秋月藩の藩医「緒方春朔(1748〜1810)」が『種痘必須辨』を著していたそうだ。日本人も捨てたものじゃない。(そう言えば飛行機製作もそうだった)

1858年に開設された「お玉ヶ池種痘所」(現在は神田和泉町の三井記念病院)が現在の東京大学医学部と発展す。

我が国では1954年(私が生まれた年)以来天然痘による死者は出ていない。
03.21.2000

「今朝もまた夢」笹沢左保著、読了。千葉道場の四天王の一人「平手造酒(ひらてみき)を主人公とする時代物。一人の女を救ったためにそれまでの修行の全てを失った主人公が、ひょんなことから手に入れた密書が元で刺客に狙われる。主人公が何度も口ずさむ『何事も、夢と思われる。いつかは夢から醒めて、夢だったと気づくものだ/目覚めれば、今朝もまた夢・・・・・・』が虚無的な死生感を著している。
03.22.2000

「姫四郎医術道中2 嘉永三年の全身麻酔」笹沢左保著、読了。
華岡流麻酔薬「曼陀羅華八分、草烏頭(くそうず)二分、白し二分、当帰(とうき)二分、サンキュウ二分、南星炒(なんせいしょう)一分の割合で細かく刻み、熱湯に投じ、沸騰させながら掻き回し、養分が十分に抽出されたものを使用す。これを『麻沸湯(まふつとう)』と命名。

三島に伝わる子守唄
この子のかわいさ限りない
山では木の数、萱(かや)の数
天へのぼって星の数
沼津へくだれば千本松
千本松原、小松原
松葉の数よりまだわかい
ねんねや、ねんねや、おねんねや
紀州の華岡青洲(1760〜1835)。1846年にW.T.G.モートンが全身麻酔の元に無痛抜歯に成功したのが全身麻酔の世界最初とされているが、それより前に全身麻酔下で乳がん切除に成功している。(1804年10月13日)
03.24.2000

今夕、家内が神戸旅行から帰宅の予定。結婚後始めての友人との旅行を楽しんできたことだろう。彼女の友人(僕の友人の奥様)が胃がんで手術。術後の経過が良く今度の旅行となった。しかし、再発の危険性が十分にあるわけだから注意して長生きしてもらいたい。まだまだ人生はこれからなのだから。

我が子は高校進学がきまり、宿題が出ているにもかかわらず一向に机に向おうとしない。入学して苦労するのは自分だということに気づいていない。

先日、三共のトログリタゾン(商品名ノスカール)が販売中止となったそうだ。このクスリは糖尿病患者、インスリン非依存型の画期的な治療薬として1997年に登場し、現在まで全国で使用されていた。この間、8名の死者を出していたようである。英国では発売直後に販売中止をしていたのにかかわらず、我が国では先日まで使用されていたとのこと。また起きてしまった『薬害死』。
メーカーは、開発者はこう心の中で言っていることだろう。『亡くなった人以上の患者を救ったのだから良いじゃないか!!』
あなたはどう思われるのだろうか?
03.25.2000

今、テレビでは「若乃花引退特別番組」が放映されている。憎めない人柄、ステキな笑顔、年に似合わない応対、小兵ならではの技の切れ、よく発達した大腿筋。記憶に残る力士が又一人、土俵を去った。彼のこれからの人生に幸あれ。

「こんなに簡単 E−メール」購入、今からメールの勉強。これまでほどんどメールを使っていないため不明な点が多い。これで少しは分かるよいうになるだろう。
03.27.2000

「雪の狼(上)」、「雪の狼(下)」読了、グレン・ミード著。旧ソビエトのスターリンは私が生まれた前年、1953年に死亡しているが、今だその死因は謎とされている。その書はスターリン暗殺を計画する西側と、KGBとの戦いを見事に描いたサスペンス物となっている。今まで、ずいぶんのCIA物を読んできたが、この書はBEST3に入れても良いだろう。

暗殺者とそれを阻止すべき立場のKGBが何と兄弟であったとは・・・・・・・。
03.28.2000

久しぶりで途中で止めた図書、「なめられた女」読み始めたのがベッドだったのがまずかったのか、イヤな気分になって先を読む気がなくなった作品。人の家族を不愉快(不幸配達人)にする人物が登場したためだろう。どうもこの手の作品は読みたくない。

今月のインターネットの接続時間が30時間を超過してしまった。電話料金とプロバイダー料金を合わせると二万円を超えてしまった。サラリーマンの我が家には負担になる金額になってしまった。又、家内から・・・・・・・・・・。
何の収入にもならないホームページを作るためにだけにこれだけの金額は使いすぎだろう。来月から控えなければならない。
03.29.2000

「流れる砂」東直己著、読了。東直己氏の著書は始めてかもしれない。北海道を舞台にした作品を発表されてるようだが今回始めて読ませてもらった。何気なく手に取った一冊ではあったが楽しく読ませてもらった。オウム事件と和歌山カレー事件を足してドラマ化したような作品ではあるが充分に楽しませてもらった。主人公と同業横山氏とのリズミカルな会話がとても良かった。

「海の晩鐘」笹沢左保著、読了。依然読んだことがある作品だった。世界的に名声を得つつある主人公の女性の母が他の男と心中したことから物語りは始まる。心中に疑問を抱いた一警察官が主人公の父親(心中した女性の夫)を犯人と定め追い詰めていく物語。主人公とこの警察官は何と実の親子であった。
笹川氏はいろんな分野の作品を作られているようだが、これは「推理」に属する一冊。

今日は子供が以前お世話になった先生(現在は他校に勤務されている)に「進学祝い」に呼ばれて今自宅にいない。元担任からは何もないのに・・・・・・。いい先生ほど正式教員になるのが難しいようだ。
03.30.2000

今日を乗り切れば、明日からたっぷりインターネットができる。
最近、健康関連図書の読書量が減ってきている。まだまだ勉強せねば!!
03.30.2000

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