Akiyoshi's Diary
2000年5月の日記・読後感想
読書感と日々の想いを綴っています。
GWのため電車が空いてる。いつもこの調子だと楽なんだが。
いよいよ5月に突入。読書数が予定より少ないようだ。気が向かない時があるもので、現在4冊の書籍が同時進行中。明日には何冊か読み終えるでしょう。
パキラを外に出してあげたら葉焼けしてしまった。
藤の季節の到来、
久しぶりに亀戸天神に行ってみようか。
「将棋の駒はなぜ40枚か」増川宏一著、読了。将棋を指せない日本人が増えているようだ。かくいう私も上手とはいえないが、一応子供に教えてあげることはできる。将棋・囲碁は日本の文化の重要な一部だと思う。せめて、基本ぐらい誰もが知っておくべきだろう。
囲碁は白石と、黒石の二種類しかないが、将棋は多くの種類の駒で対戦する。大将棋、中将棋、小将棋と変遷してきたようだ。大将棋の頃の駒数はなんと130枚もあったという。
それが、92枚になり、42枚になり、現在の40枚になったのが15〜16世紀頃という。桝目も13×13 〜 8×8(8×9) 〜 9×9 へと変遷し、現在の型が定着したそうだ。長い時間の中で我々の先祖が作り上げてきた「将棋」や「「囲碁」、もっともっと多くの人達に楽しんでもらいたい。
「ドクターズ 上」エリック・シーガル著、読了。ハーバード医科大学で学ぶエリートたちの隠された苦悩、努力がみごとに小説化されている。医師を批判することは容易いが医師になることはなんと大変なことであるかを教えてくれる。まだ上巻しか読んでいないが、何度か泣かされてしまった。
今日からGW突入。休日はほとんど読書ができない。久しぶりに家族で出かけたいものだ。
久しぶりの囲碁、二勝一敗。
今日「さいたま新都心」の街開きが行われた。どこから来たのかと思うほどの人出だったとのこと。
S氏親子のこの三日間、「三日のディズニーランドはゴボウを洗う人出」、「四日のお台場は人の海」、「今日の横浜は身動き取れず」と報告あり。
我が家はどこへも行かず。
最近生活パターンが乱れてしまっている。22時ごろに床に付き、4時ごろ目覚めてパソコンに向う毎日。疲れがたまっている。この三日間でパソコンの前に座っている時間が40時間を超えてしまった。
「0(ゼロ)波動の癒し」木村仁著、KKベストセラーズ発行、読了。私が利用している唯一の治療院院長の著書。氏独自の「イネイト療法」。これは人が本来持っている生命力を開発し、治療していくというもの。完全な無痛・無接触・無刺激治療法。
普通の整体院しか経験ない人は初めは戸惑うことだろう。何故なら、治療されているという感じが一切しないのだから。
しかし、結果は面白いように改善する。その秘密の一端がここに記されている。
近日中に「全国むつう整体院一覧表」を作成する予定。
今日で永い連休も最後。ほとんどパソコンの前に座っていたおかげで、ページの更新が進んだ。
今日も「アルカリイオン整水器協議会会員企業一覧表」と「全国むつう整体院一覧表」が完成した。
内容は少しずつ充実してきたが、訪問者が一日に10人程度で推移している。健康関連のページでアクセスをアップさせるのは難しい。
非常手段もあるけれど・・・・・。マァ、地道に行きましょう。
「ドクターズ 下」エリック・シーガル著、読了。ハッピーエンドで終わってくれてホッとした。主人公バーニーとローラが中々結ばれなくてやきもきしどうしだった。
医学の残虐性、医師の過労、白い巨頭の内膜、愛情あふれる心やさしい医師たち、安楽死、出産前検査、酵素、漢方医学、等々。
十二分に楽しませてもらった。お薦めの一冊。
私は現在、乳児の臓器移植には反対だ。
「電磁界の健康影響」共著、出版は文光堂(10,000円)、通読。実験施設が電力会社関連からなのか、電磁界は健康に無害であるとの印象を与える一冊であった。2年ほど前のアメリカの報道で「電磁波は発ガンの可能性あり」とあったが、どちらが一体???
「電磁波は電磁界(電磁場)を含むもっと広い概念。商用周波数の電流からの電磁界には電磁波と言う表現は適さない。」との一言あり。
無料登録制の「健康関連リンク集」を作成。真面目に健康生活に応援してくれているページを登録してほしい。
ページ作りが一段落したためか、いま一歩も二歩もアクセス数が伸びないためか、新規ページ作りのエネルギーが湧いてこない。
こんな時はしばらく休息。
「セールスマン王国」というページを作りたいのだが・・・・・・・。
「サバイバルゲーム」鳴海章著、読了。「輓馬」(ばんば)、「鹹湖(かんこ)」と楽しめる書だったので読んでみたもののこれは失敗。自衛隊員がPKOで出動。ジャングル地帯でヘリコプターが墜落し、必死の逃避行が始まるかと思いきや・・・・・・。ツマラナイ。
河村宗典博士のアルカリイオン水臨床例のページが完成した。氏の著作物が少ないので今まで紹介していないが、現在では河村博士が還元水(イオン水)の臨床に関して日本一の情報量をお持ちではないだろうか。
「聞き書 埼玉の食事」日本の食生活全集読了。ウナギの蒲焼の発祥地はなんと浦和とのこと。今でも残る「小林屋」(二百年の歴史)は蒲焼の老舗。以前一度だけ行ったことがある。確かに美味かった。
「たかや君の心臓移植を助ける会」のページ作りが完了。少しでも役立つことができれば嬉しいのだが・・・・・・。アクセス数を上げなければ貢献できない。取り敢えず今から検索エンジンに登録しよう。
昨夜何があったのか子供が夕食をほとんど食べなかった。しかも、口もあまり開かない。頭にくるやら、心配やら。今日も同じ態度だと一言糾さなくてはなるまい。
「コラーゲン物語」藤本大三郎著、読了。コラーゲンを謳い文句にした化粧品や健康食品がたくさん販売されているが、肌に塗って、口から入れて果たして効果があるのか?
コラーゲンの基礎から今後の研究課題までを網羅している。美しさを維持したい女性の必読書か。
「無料占いコーナー」を設置。無料で利用させていただける、ありがたいことだ。
現在、「セールスマンの部屋」を作成中だが、入室制限の CGI がうまくアップできずに苦労している。入室制限の必要性はないかもしれないが・・・・・・・。
(今日も4時に起床してチャレンジしたがうまく行かない。
「五十年目の零戦」鳴海章著、読了。神戸市の潟tルヴィアートを取材しての著作。現在にも続く男達の夢、「空を飛ぶこと。」その空に多くの男たちが命を捧げた。しかし、零銭には日本人の男たちの心を永遠に揺さぶり続けるものがある。
「遺伝と子育て」ピーター・ヌーバウアー&アレクサンダー・ヌーバウアー著、読了。人の性格は遺伝か、環境か、あるいは相互作用か。一卵性双生児で産まれ、全く違った環境で育った二人は果たしてどんな性格に成長するのか・・・・・・・。
人とは何か、性格はどこからくるのか?
明日から三日間、札幌出張、更新ができない。
「文通」吉村達也著、読了。書名に惹かれて借り出して見たが、ホラー作品であった。あまり好きなジャンルではないためコメントなし。
「ギョ魚! とびっくり魚のオモシロイ話がいっぱいの本」古川教之著、読了。いゃ〜魚類ってスゴイ!! さすが人類の祖先だけはある。これでもかこれでもかと、魚のオモシロイ話題満載。全ての魚の特徴を合わせれば最強の生物ができあがるのは間違いなし。
ちなみに、長寿の魚、鯰60年、ウナギ50年、コイ40年、金魚30年、ドジョウ20年ですと。
海水魚が生臭くなるのは取りメチルアミンオキサイドがトリメチルアミン変化するからとのこと。
知人から清水一行氏の書を数冊戴いた。氏の著書は以前随分読んだものだが、読み残しもまだまだたくさんありそう。
「札束人生」再読。「赤い絨毯」、「最高機密」読了。社会党代議士とCIA、KCIAの暗闘を描く政治サスペンス。最高機密は企業戦士教育の場で知り合った同士が次々に殺されていく。氏には珍しい推理調の一冊。
2ヶ月ぶりの北海道出張から無事帰宅。良くもなく悪くも無し。早朝の北大のキャンパスを散策した。
子供を北大で学ばせたくなった。実にイイ。自然に恵まれた素晴らしいキャンパスだ。カメラを忘れたのが残念。
「酵素のおはなし」大島敏久・左右田健次共著、読了。酵素ー生体触媒は人類が知らず知らずにお世話になっているタンパク質です。酵素があるから牛乳が飲める。酵素があるからアルコールが飲める。酵素があるから活性酸素を中和できる。などなど約5000種類もの酵素が体内で働いてくれているからこそ我々は生きていけます。この酵素を解かりやすく教えてくれる一冊です。
ちなみに酵素には6種類に分類できるとのこと。
「卒業」鳴海章著、読了。20年振りに招待された高校の同窓会、20年振りに会う旧友・恩師たちは・・・・・・・。学生時代をフィードバックしながら同窓会の模様を描いている一冊。
僕が高校を卒業して27年。すでに亡くなっている者、今だ独身の者、離婚した者、さまざまだ。皆、幸せな人生を過ごしてほしい。ちなみに私は福岡県の嘉穂高等学校を昭和48年に卒業。
「子供が変身する学校」前田武彦著、読了。小学校教員である著者が肥満・喘息・偏食・虚弱などの悩みを持つ子供たちのための学校、「健康学園」での授業内容の素晴らしさを教えてくれる。しかし、現在この健康学園が次々と閉園されているという・・・・・・。
今日は夏日。とにかく暑かった。このまま梅雨がなければいいような思いもあるが・・・・・・。
出張の疲れが出てきたか。今日は疲れた。
「夢ざめの坂 上」「夢ざめの坂 下」陳舜臣著、再読。おぼろげな親の記憶しか持たない主人公が、知らず知らずの内に、新しい人生を手に入れるための“舞台”に上げさせられる。「子は親を思い、親はそれ以上に子を思う」。親子の情の深さを新しい切り口で、見事に展開している。
私は何故か中国、台湾を舞台にした小説に惹かれてしまう。哀愁のようなものを感じてしまう。理由は不明。
「コラーゲンの秘密に迫る」藤本大三郎著、読了。細胞外マトリックスのひとつである。今話題のコラーゲンを食品・化粧品・バイオマテリアルなどの分野に関して著述。
グルコサミノグリカンには、ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸、ケラタン硫酸、デルマタン硫酸、ヘパリンなどがある。
コラーゲン製のコンタクトレンズができている。
「遺伝子の地図帳」田辺功・山内豊明著、読了。遺伝子の勉強を休んでいる内に多くの遺伝子地図が解明されていた。とりあえずこの本に記載されていている「がん関連」の遺伝子情報を中心に改定した。
今日は一日がかりで「ミネラルウォーター・スリムウォーター」のページを作成した。
しかし、会員制のページがうまく作れない。
本当にやっとの思いでネスケでも一応見れるTOPページができ上がった。
今日はこれだけ。
「日本人の誕生 - 人類はるかなる旅」埴原和郎著、読了。人類の祖先は「約20万年前の西アフリカの女性(ミトコンドリア・イブ)」と言われているが、我々日本人の祖先となると、現在森総理が物議を醸し出しているように諸説ある。遺伝子学的に見ると日本人の約60%位がマレー系だと以前読んだ気がする。著者は言う「日本人は単一民族ではない」。
ともあれ、たまには祖先のことに思いを巡らすのもよいだろう。
一つ思い出した。ある友人が言っていた言葉、「大阪の街って、韓国そっくりですよね」と。
私は思う、日本人も、韓国人も、台湾人も皆祖先は一緒。
「生と死の境で生き残る人命を失う人」広瀬弘忠著、読了。あなた究極の緊急事態時には「カニバリズム(人肉食)」で生き残れるか?
私には絶対無理だろう。胃弱の私なんか一発でこの世とオサラバするんだろうな。
「健康はあしから」小野三嗣著、読了。
偏平足は運動がダメ? → “暁の超特急と言われた吉岡隆徳氏は偏平足であった。
脚脚気は減ったが、“脳脚気”が増えた → ビタミンB群不足。
運動不足では太らない → いやしく食べるから。
内胚葉型(胃腸型) → ごろごろしていると食べたくなる。食べるとやめられなくなる。こんな人は運動すると逆に食欲は減退する。ただし、このような人は運動する前に終わったら「アレ食べよう、アレ飲もう」と思って運動する。だから意味がない。
ミルキング・アクション → 静脈血を心臓に戻すためには筋力を必要とする。(乳絞り作用)
「闘う医魂 小説北里柴三郎」篠田達明著、読了。昨秋、北里大学で「機能水シンポジウム」が開催されたが、北里博士の伝記は今まで読んだことがなく、恥ずかしながら良く知らなかった。
氏は熊本出身、コッホ研究所で研修の後、福沢翁らの協力により「伝研」を設立。しかし、政治の渦に巻き込まれ突然の辞任。しかし、タダでは転ばなかった。今も残る北里大学は氏の生涯を賭した作品。
「出もの腫れもの解明事典」藤沢龍一・千葉勝二郎監修、読了。いろんな書籍からの単なる寄せ集め。得るものナシ。
「やっと名医をつかまえた - 脳外科手術までの七十七日」下田治美著、読了。
超オススメの一冊。中高年以上の方は入院・手術する前にぜひぜひ読んでおいてもらいたい一冊。
とにかくこの書を読んで見ましょう。
新潮社版、1999年出版、1300円。
著者が見つけた脳神経外科専門医の名は中込忠好(なかごみただよし)医師、とのこと。
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