
コンビニなどで販売されているペットボトル入りの飲み物に2種類の容器があるのをご存知でしょうか?

- キャップの色が違う.
- ペットボトルの形状が違う.
- 容量が違う(345mmと350mm).
- 色の濃さが違う.
- 売っている場所が違う.
- 価格が違う.
それではなぜ、
「温め用」のペットボトルはなぜ造られたのでしょうか?
一般には余り知られていませんが、普通のペットボトルには「酸素を通過(透過)させる小さな穴が開いている」のです (◎_◎).そのため何度も温め直していると、容器に酸素が入り込んで中身などを『酸化させ』、『品質を低下させ』てしまいます.
冷却用の普通のペットボトルに入れられて販売されている「日本茶」には「アスコルビン酸(ビタミンC)」が添加されています.これは、ビタミン増強のためではなく酸加防止のために投入されているのです.そのため、色の変化(品質の低下)が防止されています.
私たちが生きていく上でなくてはならない酸素.しかし、この酸素のせいで物質が「酸化」し、腐敗する原因になっているとは、なんという因縁でしょうか?
入れたてのコーヒーが時間と共に味も香りもダメになってしまうのもコーヒーに含まれる各種有機酸等が酸素の所為で酸化してしまうからなんですね.
この「酸素」がペットボトルの中に入らないように工夫されたのが「温め用」のペットボトルの正体だったのです.
メーカーによって、「容器の厚みを増した」ものと、「多層にした」ものがあるようです.その分容器代が高くなり、商品価格も上がっています.
私たちの子供の頃、祖父母から「宵越しの急須のお茶は飲んではいけない」(前の日の急須に残ったお茶を飲んではいけない)と教えられましたが、昔の人たちは経験から「酸化したお茶は身体に悪い」ということを知っていたようです.
兎にも角にも現代は『酸素を遮断して、腐敗を防止する』工夫が盛んに行われるようになっています.
その走りはスーパーで販売されている「切りモチ」でしょう.カビ易いモチがカビないのも『酸素を透過させないフィルムの袋に、酸素を吸収する〔脱酸素剤〕を入れているからなんですね.知っていました?
さて、この二種類の容器を使って、酸素の透過度の相違を調べてみようと思います.
まず、私が17年間飲んでいる、酸化していない「電解還元水、別名活性水素水」を用意します.
今回の実験で使用した還元水は約-300mvの還元電位を有するものです.この還元水を放置すると、空気中約21%ある酸素により酸化され、数時間~数日(量と保存方法、濃度による違い)でプラスの「酸化水」になってしまいます.因みに酸素は約+815mvもの強力な酸化電位を有します.

還元水、別名活性水素水がORPモニターでマイナスを呈示するのは水素を含有しているからです.水素は約-420mvのマイナスの電位を有します.しかし、この水素はご存知のように非常に軽い物質ですので水の中に溶け込んでいてもだんだんと揮発していきます.ましてや普通の容器では酸素を透過させてしまうから、酸化還元反応によりマイナスの電位が中和されてしまいます.このことから『還元水(活性水素水)は容器に入れての販売は不可能』といっても良いのではないでしょうか?
ボトリングした時と私たち消費者の手に渡るときでは全く水質が違っています(-→+).ボトリングした時点はマイナスの還元水(活性水素水)でも、私たちが購入したときは『ただの酸化水』になっていると考えられます.私自身、過去何度も通信販売等で購入した水を調べましたがほとんどがプラスの酸化水でした.

ここでも一日後~一週間後と毎日の変化を調べるのがより良いのでしょうが、たくさんのお茶を買うのも×××ので・・・.
2004.4.3.08:00に放置開始です.数日後変化を見ようと思ったのですが、月曜日は仕事が遅くなるようだし、火~金は九州へ出張ですので、明日の午前8:00に再チェックしましょう.
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